【写真:Getty Images】
アーセナルが11日、トップチームに所属する27歳のガーナ代表MFトーマス・パルティが負傷し、現地時間14日に行われるプレミアリーグ第24節のリーズ・ユナイテッド戦を欠場すると発表した。
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パルティは前節のアストン・ヴィラ戦で先発出場を果たすも、75分に怪我をしてウィリアンと途中交代。クラブの発表によると、パルティは左ハムストリングを痛め、リーズ・ユナイテッド戦を欠場することになったという。
昨年夏の移籍市場でアトレティコ・マドリードからアーセナルに加入したパルティ。今季は公式戦16試合に出場しているが、たびたび負傷で離脱している。現地時間1月14日のクリスタル・パレス戦で復帰したものの、再び離脱することになった。
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≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。
“新アーセナル様式”の今後を追う。
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【了】