【写真:Getty Images】
ポルトガルのポルティモネンセに加入することが発表されていたMF本田圭佑だが、シーズン後半戦の公式戦出場に必要な選手登録が認められなかったことを明らかにした。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
本田は今月4日にポルティモネンセ加入が決定したことを報告。クラブも現地時間6日に入団発表を行った。だがポルトガルの冬の移籍市場は1日までで終了しており、移籍期間外に登録が加入なフリー選手は前年6月30日までに他クラブとの契約を解除した選手と規定されていることから、年末までブラジルのボタフォゴに在籍していた本田は登録が認められない可能性が現地メディアで報じられていた。
本田は10日に自身の公式ツイッターアカウントで、「ガチで登録できなかったみたいです」とコメント。報道されていた通り、ポルトガルでの選手登録が不可能であったことを報告した。
その後本田は、音声サービス『NowVoice』を通して自身の今後の去就について議論。スポーツライターの木崎伸也氏との対話の形で、いくつかの新たな移籍先候補について見通しを示した。
現時点でまだ移籍市場が開いているリーグとしては日本のJリーグや、北米のMLS(メジャーリーグサッカー)、ロシア、ウクライナ、クロアチアなどがある。本田は基本的には「ヨーロッパに残ることを優先」したいとしつつ、選択肢が限られる状況で「他の可能性」も考えると認めている。
Jリーグからは現時点でオファーはないとして、可能性は完全にゼロではないが「選択肢には入れていない」と消極的。MLSも「優先順位は低い」が、「オファーがあれば検討することはする」と述べた。過去にプレーしたロシアに戻ることは「ないでしょうね」と否定。ウクライナは「強いチームがあるので面白そう」と述べ、クロアチアについてもオファーがあれば可能性はゼロではないと考えている様子を見せた。
現在は負傷のためリハビリを行っており、すぐにプレーできる状態ではないが、復帰まで「もうちょい」の状況だという。東京五輪が開催されれば出場することにも意欲を見せている本田は、どのような決断を下すことになるのだろうか。
【了】