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FA杯失格を寸前で回避…対戦相手ボーンマスの“紳士的”対応に救われたバーンリー

text by 編集部 photo by Getty Images

バーンリー対ボーンマス
【写真:Getty Images】

 出場停止の選手を誤って先発メンバーに含めようとしたチームが、対戦相手からの指摘を受けて失格の危機を免れた。英紙『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。

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 現地時間9日に行われたFAカップ5回戦の試合でバーンリーとボーンマスが対戦。バーンリーは試合に先立ち公式SNSで先発メンバーを発表したが、そこに含まれていた元オランダ代表DFエリック・ピーテルスは、警告累積で出場停止処分を受けているはずの選手だった。

 メンバーはキックオフ前に変更され、ピーテルスに代わって若手DFアンソニー・ドリスコル=グレノンが先発。クラブSNSでは「管理上のミスがあった。エリック・ピーテルスは今夜プレーしない」と説明していた。

 出場資格のない選手がピッチに立てばバーンリーは失格となっていた可能性が高いが、寸前で回避した形となった。ショーン・ダイチェ監督は試合後に、対戦相手のボーンマスから指摘を受けたとして感謝の言葉を述べた。

「見落としだった。我々は気が付いていなかった。ボーンマスが知らせてくれて、キックオフ前になんとかすることができた。ボーンマスは非常に紳士的に、出場資格のない選手がいるようだと伝えてくれた」と監督は語っている。

 試合はボーンマスが2-0の勝利を収めて準々決勝進出。バーンリーはいずれにしても大会を終えることになったが、失格による不名誉な敗退は避けることができた。

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