ポルトガル1部のポルティモネンセにMF本田圭佑の加入が決定したことは世界各国のメディアで報じられた。ポルトガル紙『レコルド』は、ポルティモネンセにとっては異例の反響が引き起こされたとして注目している。

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　ブラジルのボタフォゴを退団してフリーになっていた本田は、今月4日に自身のSNSなどでポルティモネンセ入団を報告。クラブ側からの発表は行われていなかったが、現地時間6日には本拠地スタジアムでクラブ会長らとともに入団発表を行ったことが伝えられた。

「彼の加入発表は世界中でニュースになった」「本田がポルティモネンセを世界の四隅にまで連れて行った」と『レコルド』はその反響について報道。本田の母国である日本や、昨年までプレーしていたブラジルのメディアでも大きく報じられたと伝えた。

　過去にイタリアの名門ミランや3度のワールドカップなどでもプレーした本田は、「過去にポルティモネンセのユニフォームを来た中で最大の経歴を持つ選手」であるともポルトガル紙は述べている。普段であれば新戦力の加入が国内メディア以外でほとんど報じられることのないクラブにとって、本田の加入は並外れた注目を集める出来事となった。

　本田については移籍期間外の選手登録が認められないとの見方もあり、『レコルド』も前日に続いて「今季中はプレーしないかもしれない」と述べている。一方『ア・ボーラ』紙は7日付記事で「この問題はポルティモネンセ法務部の手に委ねられ状況の打開が図られる」と、クラブが本田の選手登録に向けて手を尽くすという見通しを伝えている。

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