【写真:Getty Images】
オランダ1部のAZに所属する日本代表DF菅原由勢は、現地時間6日に行われたエールディビジ第21節のFCエメン戦で決勝ゴールを挙げた。クラブ公式チャンネルが試合後のインタビューを伝えている。
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12試合連続の先発で出場した菅原はチームが1-0の勝利を収めた試合で唯一のゴールを記録。左サイドからのクロスがゴール前を横切ってエリア右にこぼれたところに反応し、右足でのシュートを蹴り込んだ。
この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された菅原は、「ゴールを決めてチームを助けることができて嬉しく思います」と試合後にコメント。シュートは相手DFの足に当たったこともあり「ラッキーだった」としながらも、チームに勝ち点3をもたらした殊勲弾を喜んでいる。
「今日はみんな他にもたくさんチャンスがあったので、もっと決めて3-0や4-0にするべきだったと思います。それはできませんでした」と菅原。それでも「一番大事なのはとにかく勝つことなので。良かったです」と満足した様子を見せた。
AZは前節までユトレヒトとアヤックスに2連敗を喫していた。「最近2試合はすごく残念でしたが、それで僕らはよりシャープに、スマートに戦えるようになりました」と菅原はチームの変化について語り、今後に向けては「もっとシュート練習が必要。戦い方も考えないと」とさらなる改善への意気込みを示した。
今季序盤はなかなか出場機会を得られなかった菅原だが、ノルウェー代表DFヨナス・スベンソンの負傷の穴を埋める形で先発に定着した。「彼はAZで最高の選手の一人だと思います。僕もたくさんのことを教わりましたし、負傷は残念です」と菅原は述べつつ、「チームメートやコーチ陣を納得させられるように、僕にとってはひとつひとつの試合が全て重要です。毎回最後の試合のつもりで戦っています」と試合に臨む姿勢について語っている。
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