フットボールチャンネル

アーセナル、EL決勝T1回戦は中立地で一発勝負?新型コロナが影響【欧州EL】

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセナル
【写真:Getty Images】

 アーセナルとベンフィカが対戦するヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦の試合は、中立地での一発勝負に変更される可能性もあるかもしれない。英『スカイ・スポーツ』などが見通しを伝えている。

【今シーズンのアーセナルはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 グループステージを終えたELは今月から決勝トーナメントがスタートし、18日に1stレグ、25日に2ndレグが開催される。だが新型コロナウイルス感染症の再拡大が試合の開催に影響する可能性が懸念されている。

 アーセナルは18日の1stレグをアウェイのリスボンで戦う予定。だが現在英国ではポルトガルへの渡航に厳しい制限措置が取られており、予定通りにポルトガルで試合をしたとすれば帰国後に10日間の隔離が必要となる。また、ベンフィカが2ndレグのために英国に入国することも現状では認められない。

 そのため試合を一発勝負とし、中立地で開催するという形が浮上しているようだ。欧州サッカー連盟(UEFA)のレギュレーションでも、ELやチャンピオンズリーグ(CL)の試合を中立地開催や一発勝負に変更することは認められている。アーセナル側は中立地での2試合開催を望んでいるとも伝えられている。

 一方でCLでは、リバプールとドイツのRBライプツィヒが対戦する決勝トーナメント1回戦のホームとアウェイが入れ替えられる可能性もあると予想されている。ライプツィヒのホームでの1stレグは今月16日に予定されているが、英国からドイツへの航空便が17日まで運行を禁止されているためだ。

【フットボール批評がついにアーセナルを大特集! 日本一硬派なサッカー専門誌がすべてのグーナーに贈るバイブルの詳細は↓↓↓をクリック!】

20200826_kanzen_kanzen

『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

詳細はこちらから

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!