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19/20年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング11~15位。いまや欧州一? まさに救世主の男とは

主に夏と冬の2回に渡って選手の移籍市場が開き、選手の移籍に伴って毎年のように巨額の移籍金が動いている。今回フットボールチャンネル編集部は、19/20シーズンに高額な移籍金で移籍した選手をランキング形式で紹介する。※移籍金はデータサイト『transfermarkt』を参照、金額は現在のレートで統一

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

15位:クモのような手足を持つ右SB

アーロン・ワン=ビサカ
【写真:Getty Images】

DF:アーロン・ワン=ビサカ(イングランド代表)
生年月日:1997年11月26日(23歳)
所属クラブ:クリスタル・パレス→マンチェスター・ユナイテッド
移籍日:2019年6月29日(当時21歳)
移籍金:5500万ユーロ(約66億円)
初年度のリーグ戦成績:35試合出場/0得点4アシスト


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 2017年夏にクリスタル・パレスで下部組織からトップチームに昇格を果たすも、ユナイテッドからレンタルされていたティモシー・フォス=メンサーや元リバプールのマーティン・ケリーを脅かすことができず。それでも2018/19シーズンに急台頭し、マンチェスター・ユナイテッドに5500万ユーロ(約66億円)で引き抜かれた。

 約1ヶ月後にハリー・マグワイアが加入するまではユナイテッド史上最高額のDFだった。移籍金の額からも分かる通り期待が大きい反面、プレミアリーグでレギュラーを担ったのが実質1年のみで経験不足も心配された。だが、すぐに右サイドバックでユナイテッドの主力に定着。加入1年目からリーグ戦35試合に出場した。

 当初は長い手足を高い身体能力を生かした守備能力が高く評価されていた一方、攻撃面におけるプレー精度や貢献度が弱点だった。しかし、高いレベルでの試合経験を積むごとに急成長を遂げ、2年目の今季ようやくプレミアリーグ初得点も記録。今後は2019年8月に初招集を受けながら負傷で辞退したイングランド代表への定着が期待される。

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