目次
⚫︎「15位:バルセロナが欲した若き司令塔」フレンキー・デ・ヨング
⚫︎「14位:マンUを支える筋肉系CB」ハリー・マグワイア
⚫︎「13位:移籍のたびに大騒動を起こす男」ネイマール
⚫︎「12位:セリエAで一時代を築いたストライカー」ゴンサロ・イグアイン
⚫︎「11位:赤から白の象徴に」クリスティアーノ・ロナウド
15位:バルセロナが欲した若き司令塔
【写真:Getty Images】
MF:フレンキー・デ・ヨング(オランダ代表)
生年月日:1997年5月12日(23歳)
所属クラブ:アヤックス→バルセロナ
移籍日:2019年7月1日(当時22歳)
移籍金:8600万ユーロ(約103億2000万円)
初年度のリーグ戦成績:29試合出場/2得点2アシスト
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バルセロナ移籍が発表されたのは2019年1月23日で、移籍金はボーナス込みで最大8600万ユーロ(約103億2000万円)にのぼった。これはエールディビジから旅立った選手としては史上最高額だった。バルサ行きが決まった後、アヤックスでUEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出に貢献し、国内リーグ優勝も果たしている。
世界的な評価を確立したのはアヤックス時代だったが、実はウィレムIIの下部組織出身。オランダ人の移籍金記録で歴代1位のフィルジル・ファン・ダイク、同2位のデ・ヨングはともにウィレムIIのアカデミーが輩出した。
バルサ移籍初年度の2019/20シーズンは、アンカーでプレーすることもあるなど起用法がなかなか定まらず、窮屈そうにプレーする姿が目立った。しかし、同じオランダ人のロナルド・クーマン監督が就任した2年目の今季はダブルボランチの一角かインサイドハーフでの起用が増え、より自由に振る舞うことができるように。プレーに躍動感があふれ、中盤の要として圧倒的な存在感を放っている。