浦和(2位)vsC大阪(10位)
ここまでリーグ最少失点の浦和。試合終盤に守備の意識が向上したことや、西川が加入したことなど、要因はいくつか考えられるが、今回はセットプレーに注目したい。
表を見ると、昨季はセットプレーから14失点を喫し、全体の25%を占めたが、今季は13節終了時点でわずかに1つ。課題が改善された理由の1つとしては、自陣ペナルティエリア内での空中戦が挙げられる。
昨季は40%に満たない勝率でリーグ最下位であったのに対し、今季は50%弱と約10%の上昇。競り合いの中心となる選手を見ても、森脇を除いて一様に勝率をアップさせている。彼らが山下を中心としたターゲットを抑え込めれば、5試合連続のクリーンシートも見えてくるに違いない。
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