【写真:Getty Images】
セルビア1部のパルチザンに所属する日本代表FW浅野拓磨が、セルビアでの現状や今後の見通しについて語った。セルビア紙『ヴェチェルニェ・ノヴォスティ』が22日付でインタビューを伝えている。
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セルビアリーグは現在ウィンターブレイク中であり、パルチザンはトルコでトレーニングキャンプを行っている。『ノヴォスティ』紙が1年前にも同じトルコで浅野にインタビューを試みた際には英語も通じずに苦労したが、今回は英語でほぼ問題なく話を聞くことができたという。
「英語は上達して、チームメートともある程度コミュニケーションが取れるようになりました。オンラインやチームメートとの会話を通して勉強しています」と浅野。さらにセルビア語に関しても、ピッチ上で必要な多少の単語や、“汚い言葉”などを覚えたと語っている。
今季は前半戦だけで自身初のリーグ戦二桁得点を達成するなど好調なシーズンを過ごしている。「リーグ戦とカップ戦で12点取れましたが、自分自身のパフォーマンスよりもチームの結果に繋がることを嬉しく思います。もっとやれたと思いますし、後半戦に修正していきたいですね」
浅野に対しては、トルコのクラブから移籍金500万ユーロ(約6億3000万円)のオファーがあったとも報じられた。「いつまでパルチザンにいるかは分かりませんが、長くいたいと思っています。欧州5大リーグへのステップアップにもう一度挑戦したいという思いがあることは隠しませんが、今のところ具体的なオファーはありません」と自身の去就の見通しについて浅野はコメントしている。
名古屋グランパスの元選手・監督であるドラガン・ストイコビッチ氏が母国の代表監督に就任する可能性があるという報道についても浅野はコメント。「セルビア代表監督になるかもしれないと聞きました。僕がセルビア代表に? いいと思いますが、もう日本代表でプレーしているので無理ですね。親善試合で会うことができたら嬉しく思います」
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