【写真:Getty Images】
オランダ1部のPECズヴォレに所属するDFファン・ウェルメスケルケン際は、今季限りで退団する可能性が高くなったという報道を否定しつつ、今後のキャリアについて見通しを示した。オランダ紙『デ・ステントール』が16日付で同選手のコメントを伝えている。
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ファン・ウェルメスケルケン際は今季のズヴォレでフィールドプレーヤーでは唯一のエールディビジ全試合フルタイム出場を続けており、不動のレギュラーとして活躍中。だが現在の契約は今季末までとなっており、退団の可能性が高まっているともオランダメディアで報じられていた。
しかし本人は、移籍報道に対して驚いたとコメント。来年は日本でプレーするとの報道も目にしたが、「両親から慌てた様子で電話がありました。僕が移籍するとは知らなかったと言われましたが、僕自身も知らないと答えました」と語っている。
契約満了が近づいているのは事実だが、退団が確実であったり移籍を望んでいたりするわけではないと強く主張。「ズヴォレで素晴らしい時間を過ごせています。(契約延長は)まだ交渉しているところです」と現状について説明した。
「クラブから良いオファーを貰えればズヴォレに残ります」とファン・ウェルメスケルケン。だが一方で「僕が次のステップに進みたいと思っていることもクラブは知っています」と述べ、もし移籍するとすればイタリアのセリエAが自分に合っているという考えも述べている。
日本代表として来年のカタールワールドカップに出場することを目標として、「より高いレベルでプレーすればそれだけ選ばれるのも早くなる」とステップアップに意欲を示した。だがチームメートの中山雄太が示しているようにズヴォレからの日本代表入りも可能であるとして、「ズヴォレに残る可能性がどれくらいだとは言えません。本当にオファー次第なので、慎重に考えて決断したいと思います」と話している。
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