フットボールチャンネル

アーセナル、エジルが移籍先の希望を明言。「フェネルバフチェかアメリカに」

text by 編集部 photo by Getty Images

メスト・エジル
【写真:Getty Images】

 アーセナルに所属する元ドイツ代表MFメスト・エジルは、今後の移籍先としてトルコのフェネルバフチェやアメリカを希望していることを明確にした。自身の公式ツイッターアカウントでファンからの質問に答えてコメントしている。

【今シーズンのアーセナルはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 アーセナルの主力として活躍を続けてきたエジルだが、今季はプレミアリーグでもヨーロッパリーグでも登録外となり、公式戦でプレーすることなくシーズン前半を過ごした。1月の移籍市場を迎え、他クラブへ移るのか、残り半年の契約が満了するまでアーセナルにとどまるのか、去就が注目されている。

 MLS(メジャーリーグサッカー)のDCユナイテッドも移籍先の候補とされていたが、DCユナイテッドからのオファーを拒否してフェネルバフチェと合意したとの報道もある。エジル自身も、移籍先として希望しているのはアメリカまたはフェネルバフチェであることを自らの言葉で認めた。

 アーセナルとの契約満了後もプレーを続行したいかとの質問に対し、エジルは「絶対に」と返答。「引退する前にプレーしたい国がふたつある。トルコとアメリカだ。もしトルコへ行くならフェネルバフチェ以外はない」と続けている。

 トルコにルーツを持つエジルは、ドイツで育った幼少時からフェネルバフチェのファンであることも説明。「フェネルバフチェはスペインでいえばレアル・マドリードのようなものだ。トルコ最大のクラブだ」と語った。

 英『スカイ・スポーツ』が伝えたところによれば、エジル自身は1月に移籍するのではなく夏の契約満了までアーセナルに残ることを現在も望んでおり、アーセナルにも冬の移籍に向けた他クラブからのオファーはまだ届いていないという。フェネルバフチェの監督は1月のエジル加入を示唆する発言もしていたが、冬の間に動きはあるのだろうか。

【フットボール批評がついにアーセナルを大特集! 日本一硬派なサッカー専門誌がすべてのグーナーに贈るバイブルの詳細は↓↓↓をクリック!】

20200826_kanzen_kanzen

『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

詳細はこちらから

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!