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ブラジル、シャペコエンセ会長が新型コロナ感染により59歳で死去

text by 編集部 photo by Getty Images

シャペコエンセ
【写真:Getty Images】

 ブラジルのシャペコエンセは30日、同クラブのパウロ・マグロ会長が59歳で死去したことを発表した。ブラジルメディアは新型コロナウイルス感染による死去と伝えている。

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「パウロはピッチ内外でのシャペコエンセの復活に大きく寄与してくれた。取り返しのつかない損失であり、悲しみの感情が強いが、それ以上に我々のクラブの歴史の名を残した男に感謝したい」とクラブは述べている。

 ブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えたところによれば、マグロ会長は新型コロナウイルス感染のため今月18日に現地の病院に入院して集中治療室に入った。一旦は回復の傾向を見せていたが、今週に入って容体が急変し、特に腎臓の機能不全が生じて死去に至ったとされている。

 シャペコエンセは2016年に悲劇的な飛行機墜落事故により主力選手の多くを失ったクラブ。決勝が中止されたコパ・スダメリカーナで優勝を認定され、翌年には来日してスルガ銀行チャンピオンシップ2017で浦和レッズとも対戦した。

 チーム今季からブラジル全国選手権で2部に降格したが、現在は2部で首位に立ち1部復帰に王手をかけている。マグロ会長は昨年8月に暫定会長となり、同11月から正式に就任していた。

【了】

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