ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が、噂される日本代表MF久保建英の加入の可能性について言及した。スペインラジオ『オンダ・セロ』が30日付でインタビューを伝えている。

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　レアル・マドリードからのレンタルで今季加入したビジャレアルで出場機会が減少し、1月に他クラブへ移る可能性が注目されている久保。ヘタフェはベティスやレアル・ソシエダなどとともに特に久保の獲得に関心を示しているクラブだと言われている。

　トーレス会長は久保について「ヘタフェに来たがっている」とコメント。また、スペインメディアで報じられていたとおりバルセロナのU-21スペイン代表MFカルレス・アレニャも久保と並んで新戦力候補であることを認めつつ、「無茶をすることはない」と合理的な出費の範囲での補強にとどめる姿勢も示した。

　スペイン『エル・デスマルケ』は、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督はトーレス会長にたびたび補強を要請しているものの、望んでいるのは経験豊富な選手だとも伝えている。19歳の久保は、監督の希望とは完全に一致しない可能性があるのかもしれない。

　一方でビジャレアルは、負傷で長期離脱となったMFビセンテ・イボーラの代役として、ワトフォードのフランス代表MFエティエンヌ・カプエを完全移籍で獲得することを30日に発表した。補強のために外国人枠を空ける必要はなくなったことになるが、最近3試合出場のない久保を手放すことになるのだろうか。

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