【写真:Getty Images】
J1の横浜F・マリノスでヘッドコーチを務めていたアーサー・パパス氏が退任し、J3の鹿児島ユナイテッドFCの新監督に就任することが決定した。28日に両クラブが発表している。
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オーストラリア出身のパパス氏は現在40歳。過去にはU-23インド代表やインド、オーストラリアのクラブで監督を務めた経験もある。2019年に横浜FMのコーチに就任し、同年のJ1優勝に貢献していた。
その2019年まで横浜FMのヘッドコーチを務めていたピーター・クラモフスキー氏は、2020シーズンにJ1の清水エスパルスで監督を務めた。後任としてヘッドコーチに昇格したパパス氏も鹿児島の監督となり、2年連続でアンジェ・ポステコグルー監督の“右腕”が他クラブの監督に就任することになった。
「横浜F・マリノスで過ごした2年間は、私にとってとてもかけがえのない時間となりました。共に過ごした、アンジェ監督、選手、チームスタッフ、そしてF・マリノスファミリーの皆さんに対する感謝の気持ちでいっぱいです」とパパス氏は横浜FMを通してコメント。ファン・サポーターにも感謝の思いを述べている。
一方鹿児島は、「日本のなかでも美しく、人も街も温かさのある魅力ある場所で、このクラブのために仕事が出来ることはとても嬉しく、またわくわくした気持ちでいっぱいです。情熱と才能あふれる選手、チームスタッフ、サポーターの皆さまと共に、九州からJリーグのトップレベルを目指してチャレンジしていくことを本当に楽しみにしています」と新監督のコメントを伝えている。
鹿児島は2020シーズンのJ3を4位で終え、惜しくも1年でのJ2復帰を逃した。2年間チームを率いた金鍾成監督は今月14日に契約満了に伴う退任が発表されていた。
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