フットボールチャンネル

アーセナルで構想外のエジルが新天地と交渉? ただし移籍は今季終了後。アルテタに新たなジレンマ

text by 編集部 photo by Getty Images

メスト・エジル
【写真:Getty Images】

 アーセナルがMFメスト・エジルの扱いについて、再び頭を抱えることになりそうだ。英『デイリー・ミラー』が伝えている。

【今シーズンのアーセナルはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 ミケル・アルテタ監督の構想外となっているエジルは、トルコのフェネルバフチェへ行く可能性が高まっている。これはドイツ『ビルト』が伝えたもので、すでにエジルが幹部と接触して話し合いを進めたようだ。

 だが、この取引が実現するのは、今季終了後とみられている。エジルはアーセナルで週給35万ポンド(約4800万円)を受け取っており、フェネルバフチェの条件は週給15万ポンド(約2100万円)。そのため、契約満了までアーセナルでサラリーを受け取り、その後フリーでトルコへ行く話になっているとのことだ。

 1月の放出について話し合いの余地はあるものの、これが事実であれば、アーセナルはあと半年間エジルを抱えることになる。アーセナルは現在、得点力不足が明確な問題として浮かび上がっており、エジルの能力が必要との声も出ている。

 アルテタ監督は冬の移籍市場終了後に再び登録メンバーを決定し直すことになるが、エジルを含めるかどうかは注目を集めることになりそうだ。

【フットボール批評がついにアーセナルを大特集! 日本一硬派なサッカー専門誌がすべてのグーナーに贈るバイブルの詳細は↓↓↓をクリック!】

20200826_kanzen_kanzen

『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

詳細はこちらから

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!