目次
⚫︎「フロンターレ最大の発見」山根視来
⚫︎「Jリーグのレベルを超越した安定感」酒井高徳
⚫︎「名古屋の堅守を司る歴戦の勇士」吉田豊
⚫︎「鳥栖に現れた右サイドのエンジン」森下龍矢
⚫︎「最強フロンターレ“陰のMVP”」登里享平
フロンターレ最大の発見
【写真:Getty Images】
山根視来(川崎フロンターレ)
生年月日:1993年12月22日(27歳)
今季リーグ戦成績:31試合出場/4得点6アシスト
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大卒初年度から4年間を過ごした湘南ベルマーレから川崎フロンターレに移籍し、J1リーグ優勝に大きく貢献した。エウシーニョ退団後、後釜不在だった右サイドバックに収まって高い攻撃力を発揮。アシストも含めて計10個ものゴールに絡んだ。
攻撃力の高さは桐蔭横浜大学時代までドリブル突破が持ち味のアタッカーだった経験からきている。湘南で右ウィングバックや3バックの右センターバック、サイドバックなどにコンバートされて本格的にDFとしてプレーしはじめた。新天地フロンターレでは攻撃的で高度なパス回しを武器にしたテクニカルなサッカースタイルに瞬く間に順応し、守備でも粘り強さを発揮した。
湘南で1試合もリーグ戦のピッチに立てなかったプロ1年目から、4年後には優勝クラブで不動のレギュラーとなったのだ。そして年間通して安定したパフォーマンスを披露し、4得点6アシストというキャリアハイの成績を残し、Jリーグベストイレブンも初受賞した。