【写真:Getty Images】
フランス1部リーグアン第14節が現地時間12日に行われ、マルセイユはモナコに2-1で勝利した。この試合では長友佑都と酒井宏樹がフル出場。現地メディアは、長友に厳しい評価を付けている。
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リーグ戦で3試合ぶりの先発となった長友は、左サイドバックに。右サイドには酒井が入り、両サイドバックを日本人選手が務めることになった。
長友は開始5分、相手のミスを逃さずボールを奪取。そこからマルセイユの先制点が生まれている。しかし、その後は苦しめられ、モナコに長友のサイドを狙われる展開となった。52分にはペナルティエリア内でボールが長友の手に当たり、VARで確認することに。ただ、その前に酒井に対するファウルがあったということで、PK献上は逃れている。
5段階で評価する『actufoot』は、長友に対してチームワーストタイとなる下から2番目の採点。「マルセイユの弱点」と厳しく評価し、「相手のチャンスは常に彼のサイドからだった」と指摘した。「空中戦で落ち着いているが、彼が守備にかける負担を補うのには十分ではない」と記している。酒井に対しては、長友より1段階上の評価だった。
10点満点で採点する『footmercato』も長友にチーム最低タイの「4.5」を付け、「明らかにリズムが欠けている。しばしば(相手右サイドの)ディオプに振り切られた」と記した一方で、酒井には「6」を付けている。
同じく10点満点の『Le Phoceen』は、長友に単独でチームワーストとなる「4」の低評価。「再び技術的なミス」があったと指摘した。「ボール奪取で先制点に絡んだ」ところは評価しつつも、「52分にはエリア内でハンド。幸運にも酒井がファウルを受けていた」と、対応に不注意があったとしている。同メディアは酒井に「6.5」と好評価だった。
各メディアで厳しい評価を受けている長友だが、アンドレ・ビラス=ボアス監督の信頼は変わっていないという。指揮官は試合後、「マンチェスター・シティ戦とモナコ戦と連戦だった。佑都には満足している。彼が我々に経験をもたらしてくれることをうれしく思う」とコメントを残した。
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