8日に行われるチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ最終節のバルセロナ対ユベントス戦では、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが約2年半ぶりに対戦することが見込まれる。CLでの対戦に限れば実に9年半ぶりだ。

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　C・ロナウドがレアル・マドリードに在籍していた2018年までは、近年のサッカー界をリードしてきた存在である両雄は“エル・クラシコ”で毎年のように国内タイトルを争っていた。だが準々決勝以降に勝ち進まなければ同じ国のクラブ同士が対戦しないCLでは、メッシとC・ロナウドの在籍期間中にバルサとマドリーが対戦したことは一度しかない。

　欧州の大舞台でのクラシコが実現したのは2010/11シーズンの準決勝。ラ・リーガでの対戦とコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）決勝も合わせて2週間あまりで4試合のクラシコが立て続けに組まれるという異例の日程となった。

　マドリーのホームで行われた1stレグで主役となったのはメッシ。76分に右サイドからのクロスに合わせて先制点を挙げると、87分には単独突破でマドリー守備陣の中央を切り裂く見事なドリブルから追加点を流し込んだ。

　ホームでの2ndレグをドローで終えたバルセロナは決勝へ進み、マンチェスター・ユナイテッドを破って欧州の頂点に立った。今回の対戦でも歴史に残るスーパーゴールは生まれるだろうか。