【写真:Getty Images】
J1のサガン鳥栖は30日、同クラブに所属するDF岩下敬輔が今季限りで現役を引退することを発表した。
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岩下は昨季アビスパ福岡からの期限付き移籍で鳥栖に加入し、今季から完全移籍。鳥栖では昨季ルヴァンカップで1試合、今季J1とルヴァン杯で各1試合の計3試合に出場している。
「サポーターの皆さん、鳥栖には無限の可能性を秘めた選手が沢山います」と岩下はコメントを述べ、今後も引き続き鳥栖の選手たちを応援し続けてくれるよう要請。「そうすれば皆さんの大好きな第二の、高橋義希、豊田陽平がでてくると期待しています。鳥栖がいつの日かチャンピオンクラブになれる事を信じて応援しています!」と続けた。
経営面では苦しい状況にある鳥栖だが、岩下は竹原稔社長に向けてもエールを送った。「選手達はわかっているよ、こんなにとんでもない額の自分のお金をつかってまで、サガン鳥栖を、最高のクラブにしたいと誰よりも思ってることは。負けんなよ、社長!」と熱いメッセージを竹原社長に向けている。
現在34歳の岩下は鹿児島実業高校から2005年に清水エスパルスに入団してプロキャリアをスタート。清水では7年半を過ごし、2009年には日本代表にも招集を受けた。
2012年夏にはG大阪へ期限付き移籍し、翌年J2に降格した同クラブへ完全移籍。1年でのJ1復帰と翌年の国内3冠などに貢献した。J1では通算206試合出場14得点、公式戦通算373試合に出場して27得点を記録している。
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