【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第30節が29日に各地で開催されている。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏浮上を目指す鹿島アントラーズとセレッソ大阪はともに勝利を収めた。
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鹿島はホームで浦和レッズと対戦。前半11分には左サイドのエヴェラウドからのクロスに飛び込んだ上田綺世のヘディング弾で先制点を奪い、1点のリードで折り返す。
後半立ち上がりの50分にはエリア手前でファン・アラーノからのパスを受けた上田が強烈な右足ミドルをゴール左隅に突き刺して追加点。64分にもJ・アラーノからの縦パスで独走したエヴェラウドがGKとの1対1を制して今季17点目を挙げた。
81分には土居聖真のパスからレオ・シルバが4点目を追加。鹿島が今季最多タイの4得点で4-0の快勝を飾り、浦和はACL圏への浮上の可能性が数字的にも消滅した。
C大阪はホームでの横浜FC戦。0-0のまま迎えた61分、左CKのショートコーナーから片山瑛一の上げたクロスにブルーノ・メンデスが頭で合わせてC大阪が先制し、そのまま1-0で勝利を収めた。
14時キックオフの試合では清水エスパルスと湘南ベルマーレが対戦。今季は降格がないとはいえ少しでも順位を上げてシーズンを終えたい両チームの対戦は、後半に中川寛斗とカルリーニョス・ジュニオが1点ずつを奪い合って1-1のドローに終わった。
鹿島とC大阪はともに勝ち点を55に伸ばし、暫定3位の名古屋グランパスと1ポイント差。だがC大阪が名古屋より1試合を多く残す一方で、鹿島は1試合を多く消化しており残りはわずか2試合となっている。
【了】