【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第10節のエイバル対ヘタフェ戦が現地時間22日に行われ、0-0の引き分けに終わった。エイバルのFW武藤嘉紀は先発出場し、77分に交代するまでプレーしている。
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エイバルでの初先発から3試合にスタメン出場したあと、最近3試合はベンチスタートとなっていた武藤だが、4試合ぶりに先発復帰。一方今季ここまで全試合に先発出場していたMF乾貴士はベンチに入ったが、今季初めて出場無しに終わった。
前半6分には武藤が右サイドを突破してゴールライン際まで侵入したが、クロスはDFに弾き返されて得点ならず。その後もキケ・ガルシアのシュートがクロスバーを叩くなど、得点力不足に苦しむエイバルは今季5回目の無得点に終わり、10試合でリーグ最少の6得点にとどまっている。
地元紙『エル・コレオ』では前半の武藤の積極的なプレーを評価。マッチレポートの中で前半6分の場面については「個人でのビッグプレー」と称賛し、「武藤とブライアン・ヒルは良い前半45分間を過ごした。前半を通して(ヘタフェにとって)悪夢だった」と述べている。
スペイン紙『アス』も「日本人FW武藤が右サイドでの素早い突破で最初のチャンスを作った」と言及。その後自らシュートに持ち込んだ場面については「素早い個人プレーからのチャンスを生かせなかった」としている。だが無得点に終わった試合全体を通しての評価は伸びず、『アス』『マルカ』ともに0から3までの4段階評価で「1」と低めの採点にとどまった。
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