【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第10節のビジャレアル対レアル・マドリード戦が現地時間21日に行われ、1-1のドローに終わった。ビジャレアルの日本代表MF久保建英は終了間際の89分から交代出場したが、短時間で印象的なプレーも見せた。
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自身の保有権を持つクラブとの対戦となった久保はベンチスタートとなり、残り時間わずかとなったところで交代出場。アディショナルタイムに入ったところで相手エリア左に抜け出し、巧みなタッチでGKティボー・クルトワのタイミングを外して狭い角度からシュートを放ったが、ゴール前のカバーに入ったDFナチョの足に弾かれたボールをクルトワがキャッチする結果となった。
他にもドリブル突破を図ってトニ・クロースのファウルを受けフリーキックを獲得するなど、短時間で好プレーを見せたとして久保に好意的な評価を与えた海外メディアもある。一方で、決勝点のチャンスを決められなかったことに対してネガティブな論調もみられる。
スペイン紙『アス』では決定機の場面の動画を紹介しつつ、「自分のやったことを悔やむだろう」とコメント。「試合の大きな主役になれる可能性があったが、利き足ではない方の足で致命的な決断を下してしまった」と左足から右足に持ち替えてのシュートについて論じた。
ベルギー『sporza』は試合レポートの中で「久保が決められず」とシュートの場面に言及。「クルトワの逆を取ることはできたが、それでもまだレアルのDFがゴール前に多すぎた。日本人選手は冷静にやるべきだった」と述べている。
『tribuna.com』では久保の決定機について「彼の親クラブにリスペクトを持ちすぎていたに違いない」と述べ、「日本のワンダーキッドは躊躇してしまい適切なシュートを打てなかった」と記している。
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