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川崎フロンターレ、神奈川ダービー制し優勝に王手!FC東京は2試合勝利なしでACLへ

text by 編集部 photo by 川崎フロンターレ

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ

 2020明治安田生命J1リーグ第30節、川崎フロンターレ対横浜F・マリノスと同32節ベガルタ仙台対FC東京が18日19:00キックオフで行われた。

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 勝てば優勝に王手がかかる川崎Fは、ホームでマリノスとの神奈川ダービーに臨んだ。マリノスはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)前最後のリーグ戦となる。

 40分、浮き球に対して齋藤学が抜け出す。しかし、齋藤が浮かしたボールに対して高丘陽平がペナルティエリア外で手を出してしまい、ハンドの判定。このプレーで高丘にレッドカードが提示された。マリノスは水沼に代え、オビ・パウエル・オビンナを投入した。

 先制したのは川崎F。53分、右サイドからのクロスにファーサイドで待っていた三笘薫がトラップ。右足で中央にグラウンダーのパスを送るも、扇原貴宏がブロック。しかし、こぼれ球を三笘がダイレクトシュート。これがゴールに決まった。

 一人少ないマリノスが同点に追いつく。59分、ティーラトンの右CKに畠中槙之輔が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。だが90分、右サイドからのクロスのこぼれ球を最後はジェジエウが押し込んでゴールネットを揺らした。さらに後半AT、ドリブル突破した三笘が小林にパス。小林が落ち着いて決め、川崎Fがトドメを刺す。

 試合はこのまま終了。勝利した川崎Fは次節大分トリニータ戦でも勝利を収めると、今季のJ1優勝が決まる。

 一方、この試合がACL前最後のリーグ戦となるFC東京はアウェイで仙台と対戦。現在最下位の仙台は前節のガンバ大阪戦で勝利を収め、18試合ぶりの白星となっていた。

 先制したのはFC東京。ペナルティエリア左で永井謙佑が左足で浮き球のパスを供給。レアンドロがダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。後半開始早々に仙台が同点に追いつく。47分、途中出場の兵藤慎剛が左サイドからクロスを供給。中央で長沢駿が頭で合わせる。一度は児玉剛がセーブするが、ボールはゴールに吸い込まれた。

 FC東京は64分、髙萩洋次郎のゴールで勝ち越しに成功。しかし84分、松下佳貴がペナルティエリア手前から左足でシュートを決め、仙台が再び同点に追いつく。試合はこのまま終了。2-2のドローに終わった。FC東京はリーグ戦2試合勝利なしでACLに臨むことになった。

▽試合結果
川崎F 3-1 横浜FM
仙台 2-2 FC東京

【了】

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