【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間17日、オーストリアのグラーツでメキシコ代表と対戦する。
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メキシコ代表はこれまで北中米を牽引する存在として国際大会でも結果を残してきた。ワールドカップの出場回数は16回で、日本代表(6大会連続)を上回る7大会連続で本大会に出場している。
2年前のロシア大会では初戦でドイツ代表を1-0で下し、2勝1敗で決勝ラウンドに駒を進めたが、ブラジル代表を相手に善戦しながらも0-2で敗れて準々決勝には進めず。グループステージは毎回突破するものの、ここ6大会はすべてラウンド16で敗退。日本代表はラウンド16で3度敗退しているが、メキシコ代表はそれ以上にベスト16の壁に苦しんでいる。
歴史を振り返るとメキシコ代表は過去に2度、ベスト8に入っている。初めてベスト8となったのは、自国開催となった1970年のメキシコ大会。開幕戦でソビエト連合代表に引き分け、エルサルバドル代表とベルギー代表に勝利して無失点で準々決勝に駒を進めた。しかし、イタリア代表を相手に後半に失点を重ねて1-4で敗れ、準決勝進出とはならなかった。
再びベスト8に入った86年大会も自国開催だった。パラグアイ代表に1-1で引き分け、ベルギー代表とイラク代表を1点差で下して1次リーグを突破。ラウンド16ではブルガリアを2-0で下し、メキシコ代表史上初めてノックアウトステージで勝利を挙げた。西ドイツ代表との準々決勝はスコアレスのままPK戦に突入したが、1-4で敗退となった。
オリンピックにはこれまで11回出場しており、エクトル・エレーラ(アトレティコ・マドリード)、ジオバニ・ドス・サントス(クラブ・アメリカ)を擁した2012年のロンドン大会では日本代表を準決勝で撃破。決勝ではネイマール(パリ・サンジェルマン)やレアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)が先発に名を連ねるブラジル代表を2-1で下して初の金メダルを獲得している。
1991年からこれまでに15回開催されている、北中米カリブ海王者を決めるCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)ゴールドカップでは、最大のライバルであるアメリカ合衆国の6度を上回り、最多となる8度の優勝を経験している。直近の2019年大会は7度目となる米国代表との対決となったが、ジョナタン・ドス・サントス(LAギャラクシー)のゴールで1-0の勝利を収めた。
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