【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第9節のバレンシア対レアル・マドリード戦が現地時間8日に行われ、ホームのバレンシアが4-1で勝利を収めた。バレンシアのMFカルロス・ソレールはこの試合でPKのみによるハットトリックを達成している。
【今シーズンのレアル・マドリーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
前半23分にはカリム・ベンゼマのゴールによりマドリーが先制したが、35分にはソレールが一旦蹴り直しとなったPKを決めて同点。さらにオウンゴールでバレンシアが逆転したあと、後半にもソレールがPK2本を決めてマドリーを突き放した。
バレンシアの生え抜きMFである23歳のソレールはこれまでのキャリアで1試合2得点を決めたこともなく、ハットトリックももちろん初。スペイン紙『エル・ムンド』などによれば、PKのみでのハットトリックはリーガの歴史上でもわずか3例目という珍しいケースとなった。
1958年にはマドリーのレジェンドであるアルフレッド・ディ・ステファノがセルタ戦でPKによる3得点を記録。1996年5月にはバジャドリードのクロアチア人FWアレン・ペテルナツが、オビエドに8-3の勝利を収めた試合でPK4本を含む5得点を挙げていた。
また、マドリーがリーガの試合で相手チームに3本のPKを取られたことはクラブ史上初。4失点以上を喫したのは2018年10月のバルセロナ戦に1-5で敗れて以来だが、ジネディーヌ・ジダン監督にとってはマドリーを率いて222試合目で初の4失点となった。
【了】