【写真:Getty Images】
J1の横浜F・マリノスに所属する韓国人GKパク・イルギュは、来年1月31日までの期限付き移籍で同じJ1のサガン鳥栖に加入することが決定した。25日に両クラブから発表が行われている。
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現在30歳のパク・イルギュはJ3の藤枝MYFCとFC琉球でレギュラーとしてプレーしたあと、2019年に横浜FMに加入。2段階のカテゴリー昇格からまもなくJ1でもレギュラーに定着し、昨季25試合に出場して横浜FMの15年ぶりのリーグ優勝に貢献した。2019年のJリーグ優秀選手賞にも選出されている。
今季は開幕戦に出場したあと、新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦が中断されていた6月に右手を骨折。再開後の6試合を欠場したあと復帰を果たし、9月から10月にかけては再び負傷で欠場したが、直近2試合の名古屋グランパス戦、FC東京戦ではゴールを守っていた。
パク・イルギュは「このクラブに来る前までは、伝統あるF・マリノスでサッカーができるとは夢にも思っていませんでした。そしてF・マリノスに来たからこそ素晴らしい経験を得ることができました」と横浜FMを通してコメント。クラブやスタッフ、チームメート、サポーターへの感謝の思いを述べ、「J1でプレーする機会を与えてくれたF・マリノスのためにも、挑戦する姿勢、諦めない気持ちを強く持ち、僕はこれからも前を向いて挑んでいきます」と誓っている。
23日には鳥栖でレギュラーとしてゴールを守っていた24歳のGK高丘陽平が横浜FMへ完全移籍することが発表され、高丘はすでにFC東京戦でベンチ入り。両クラブの間でファーストチョイスのGKが入れ替わる形となった。横浜FMは11月にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の再開を控えており、アジア枠の都合によりパク・イルギュに代わる日本人GKの補強に動いたとみられる。
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