【写真:Getty Images】
ポルトガル1部リーグ第5節のポルト対ジル・ビセンテ戦が現地時間24日に行われ。ホームのポルトが1-0で勝利を収めた。ポルトのMF中島翔哉は先発で出場し、決勝点をアシストしている。
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3月のロックダウン中にチームを離れて以来、ポルトでプレーしない時期が続いていた中島。だが17日のスポルティングCP戦でベンチに入り、21日にチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦に交代出場したのに続いて、国内リーグでも約7ヶ月半ぶりとなる出場を果たした。
シティ戦で実戦復帰していたとはいえ、先発での起用は現地ポルトガルメディアでも予想外のことだと受け止められた。『レコルド』紙は試合前に先発メンバーを速報する中で、中島やFWエバニウソン、FWトニ・マルティネスが先発に入ったのは「サプライズ」と伝えている。
中島はその起用に応え、前半41分に決勝点となる先制ゴールを演出。中島の左足クロスに、同じくサプライズ起用のエバニウソンが合わせて押し込んだ。21歳のブラジル人FWエバニウソンはポルトでの初出場で初ゴールとなった。
セルジオ・コンセイソン監督は試合後の会見でメンバー選択の意図について説明。「中島やファビオ・ヴィエイラなどの創造的な選手たちを入れることでチームに異なる動きを与えた。ジル・ビセンテの低いラインによりスペースが乏しい中で、スペースを作り出す可能性を生み出すためだ」と話している。
【了】