【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第6節のバレンシア戦では交代出場でゴールに絡みながらも、最後は退場処分を受ける結果に終わったビジャレアルの日本代表MF久保建英。依然として苦しい状況が続いているとして、スペインメディアでは1月のレンタル先変更の可能性も再び話題に上っている。
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現地時間18日に行われたバレンシアとのダービーマッチでもベンチスタートとなった久保は1-1の同点で迎えた64分に交代出場。その5分後にはMFダニ・パレホの決勝ゴールに繋がるヒールパスを供給したが、アディショナルタイムには2枚目のイエローカードを受けて退場となった。
スペイン『エル・デスマルケ』では、ここまで出場時間の短かった久保がバレンシア戦で「新たなチャンスを提供された」が、「それを物にするどころか全て無駄にしてしまった」と辛らつに論評。退場処分となったことは「ウナイ・エメリ監督との間に存在するとされる問題を深刻化させるものでしかない」と述べている。
レンタル先であるビジャレアルでの久保の出場時間の乏しさにレアル・マドリードが不満を抱いているらしいという、ここ数週間のスペインメディアでたびたび伝えられている話題にも改めて言及。『ラディオ・マルカ』による情報として、マドリーがビジャレアルへのレンタルの打ち切りの可能性を検討していると伝え、昨季の1月に他選手のレンタル先が変更された前例も紹介している。
エメリ監督は久保の退場処分を不服として異議申し立てを行うとコメントしているが、処分が確定すれば次節のカディス戦は出場停止となる。ミッドウィークにはヨーロッパリーグの試合もあるとはいえ、リーグ戦での初先発を勝ち取るチャンスは再び遠ざかってしまう。
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