【写真:Getty Images】
ブラジルのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(全国選手権2部)で戦うクルゼイロは、トップチームの新監督にルイス・フェリペ・スコラーリ氏の就任が決定したことを15日に発表した。
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クルゼイロは2度のコパ・リベルタドーレス優勝や、2013年と2014年の連覇を含めた4度のブラジル全国選手権優勝を飾るなど同国の名門クラブのひとつ。だが昨年は低迷し、クラブにとって初の全国選手権2部降格を味わう結果となった。
今季はその2部でも苦戦を強いられており、移籍金未払い問題で勝ち点6ポイントの減点処分を受けている影響もあって現在20チーム中19位。3部降格圏(17位以下)に沈んでおり、先週末に最下位オエスチと引き分けたあとネイ・フランコ前監督を解任した。
後任として招へいされたのは、ブラジル代表を率いて2002年日韓ワールドカップ優勝を飾ったほか、国内外の多くの有力クラブで監督を歴任してきたスコラーリ氏。72歳の老将は昨年9月にパルメイラスに解任されて以来の現場復帰となり、2022年末までの契約を交わした。
スコラーリ氏は2000年から2001年にかけてクルゼイロの監督を務めたこともあり、19年ぶりの復帰。他には日本のジュビロ磐田や、ポルトガル代表、チェルシー、中国の広州恒大などでも監督を務めてきた。
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