【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間13日、オランダのユトレヒトでコートジボワール代表と対戦する。両者の対戦はこれが5度目。ここでは、過去の対戦成績を振り返りたい。
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初対戦が行われたのは1993年10月。前年のアジア王者の日本代表と、アフリカ王者のコートジボワール代表がアフロ・アジア選手権で対戦した。
当時の日本代表はハンス・オフト監督が指揮を執り、柱谷哲二がキャプテン、森保一現日本代表監督や、ラモス瑠偉といった選手たちがプレーしていた。試合は0-0のまま延長前半までが終わったが、116分に三浦知良が決勝点を奪い、1-0で日本代表が勝利している。
2008年にはキリンカップサッカー2008で来日している。日本代表に当時アーセナルでプレーしていたエマニュエル・エブエ、トッテナムのディディエ・ゾコラらが先発。この年に柏レイソルから徳島ヴォルティスに期限付き移籍し、のちにCSKAモスクワで本田圭佑とチームメイトになるセイドゥ・ドゥンビアは途中出場している。試合はヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるコートジボワール代表が0-1で敗れている。
その2年後にはワールドカップ直前の強化試合で対戦した。試合は田中マルクス闘莉王のオウンゴールとコロ・トゥーレのゴールでコートジボワール代表が勝利。この試合でドログバは右肘を骨折する怪我を負ったが、11日後の本大会初戦に強行出場し、第2戦のブラジル戦ではゴールを決めている。日本代表は2勝1敗でグループステージ突破、コートジボワール代表もポルトガル代表から勝ち点1を奪い、北朝鮮代表に勝利したものの、決勝トーナメントには進めなかった。
直近の対戦は、2014年のブラジルワールドカップ。試合は本田圭佑のゴールで日本代表が先制したが、ディディエ・ドログバを62分に投入したコートジボワールが反撃を開始。64分、66分と立て続けにゴールを奪い、逆転勝利を収めている。日本代表はこの大会で1勝もできず、コートジボワール代表も第2戦、第3戦で連敗を喫し、両者ともに決勝トーナメントには進むことができなかった。
両者はこれまで4度対戦。2勝2敗と星を分け合っているが、過去2戦はともにコートジボワール代表が勝利している。日本代表が3試合ぶりに勝利を収めるか、コートジボワール代表が3連勝を収めるか。5度目の対戦に注目が集まる。
【了】