【写真:Getty Images】
日本代表は13日に開催予定のコートジボワール代表戦に向けて、オランダで合宿を続けている。
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現地11日にオンラインでの取材対応に応じたMF南野拓実は、次のコートジボワール戦に向けて「やっぱり親善試合とはいえ、どんな試合でも勝利を目指してプレーしたいですし、そこで存在感を示していかないとこのチームにも確約されたい場所はない。次の試合も引き続き結果にこだわってプレーしたいと思います」と意気込みを述べた。
国際Aマッチウィークが終わると、選手たちはそれぞれの所属クラブに戻っていく。クラブと代表で2人の異なる監督から指導を受けていることになり、クラブに合流すればクラブの戦い方に忠実に、そして代表に合流すれば代表のやり方に頭を切り替えてプレーしなければならない。
これは我々、外部の人間が想像するよりも難しいだろう。では、いま南野がプレーするリバプールと日本代表、それぞれを率いるユルゲン・クロップ監督と森保一監督に共通点はあるのだろうか。11日のオンライン取材の場で尋ねてみた。
「難しいな……共通点は、やっぱりどちらも熱い監督で、そして選手が『この監督のために試合に全力で戦ってプレーしたい』と思える監督だと思います」
南野はこのように答えた。クロップ監督が選手思いで情熱に溢れた指導者だというのは、世界中のサッカーファンも知るところ。だが、森保監督にも似たような側面があるようだ。
さらに南野は「日々、日常から選手とコミュニケーションをとって、意見交換したり、しかも監督の明確なビジョンを選手が理解したうえで、信頼しあえているからこそ、そう思えると思うので、そこは共通していると思います」と続けた。
信頼関係があるからこそ、「この監督のために全力で戦いたい」と思える。南野はクロップ監督と森保監督に対し、同じ思いを抱いているようだ。リバプールでも日本代表でも、指揮官からの信頼に応えるパフォーマンスに期待したい。
(取材・文:舩木渉)
【了】