【写真:Getty Images】
アーセナルに所属する27歳のボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツが、レバークーゼンに移籍するかもしれない。29日に独紙『シュポルトビルト』が報じている。
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同紙によると、レバークーゼンはコラシナツの獲得に向けて動いており、アーセナルとのクラブ間合意にも近づいているとのこと。コラシナツの給与は高額となる可能性が高いが、今夏の移籍市場でレバークーゼンはドイツ代表MFカイ・ハフェルツをチェルシーに総額1億ユーロ(約124億円)ほどで売却しており、資金面には余裕があるようだ。
コラシナツはシャルケの下部組織で育ち、2012年にトップチームへ昇格。2017年夏に契約満了のためシャルケを退団した後、同年7月にアーセナルへ加入した。今季は左サイドバックとして公式戦3試合に出場している。果たして、レバークーゼンへの移籍は実現するのだろうか。
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≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。
“新アーセナル様式”の今後を追う。
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【了】