バルセロナは、スペイン代表FWアンス・ファティに対して総額約184億円のオファーを受けながらも断っていたようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

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　すでに昨季バルセロナでデビューを飾ってセンセーションを巻き起こしていたが、23日に改めてトップチームへの正式昇格が発表されたアンス・ファティ。その新契約締結の前には、他クラブから巨額のオファーも届いていたという。

　代理人のジョルジュ・メンデス氏は、アンス・ファティの獲得を望むクラブが提示した基本額1億2500万ユーロ＋ボーナス2500万ユーロ、総額1億5000万ユーロ（約184億円）というオファーをバルサに伝えたとのこと。だがバルサは即答でこれを拒否したとされている。

　アンス・ファティにオファーを出したというクラブの名前は明らかになっていないが、イングランドでの報道によれば同選手に特に強い興味を示しているクラブはマンチェスター・ユナイテッドであるとも伝えられている。

　以前の契約では、バルサはアンス・ファティに1億7000万ユーロ（約209億円）という契約解除金を設定していた。トップチーム昇格に伴う新たな契約によりこの金額は4億ユーロ（約491億円）にまで引き上げられ、未来のエース候補の売却には絶対に応じないというクラブの意思が示されている。

【了】