目次
●「わずか1年でインテル退団」ディエゴ・ゴディン
●「スペインの地で復活を」武藤嘉紀
●「若き大器ハーランドの相棒」アレクサンデル・セルロート
●「ポルトガルの超新星」ファビオ・シルバ
●「7年ぶりの古巣復帰」ガレス・ベイル
わずか1年でインテル退団
DF:ディエゴ・ゴディン(ウルグアイ代表)
生年月日:1986年2月16日(34歳)
市場価格:500万ユーロ(約6億円)
19/20リーグ戦成績:23試合出場/1得点1アシスト(インテル)
移籍先:インテル→カリアリ
移籍金:フリー
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9年在籍したアトレティコ・マドリードを退団したディエゴ・ゴディンは、昨年夏にインテルへ加入。大きな期待を背負っていた。しかし、イタリアサッカーへの適応に苦戦、21歳のアレッサンドロ・バストーニの台頭などもあって思ったように力を発揮できず。わずか1年で青黒のユニフォームを脱ぐことになった。
そんなウルグアイの闘将の新天地は、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏を新監督に迎えたカリアリに決まった。同クラブは24日、ゴディンと3年契約を結んだことを発表。背番号はアトレティコでもインテルでも着用していた「2番」に決定している。なお、移籍金は発生していない。
身長187cm・体重78kgの体躯を誇るゴディンは、非常にパワフルなDFだ。マンマークの厳しさはワールドクラスであり、激しく身体をぶつけて相手に自由を与えることがない。また、「空中戦」の破壊力も折り紙付きで、守備時はもちろん、セットプレー時には大きな得点源となることも可能としている。
現代型というよりもクラシカルなセンターバックであり、「パス」や「テクニック」に関してそこまで飛び抜けたものは備わっていない。しかし、非凡な「フィジカル」とその豊富な経験値は、やはり魅力的だと言えるだろう。肉体面に若干の不安が出てきたとはいえ、カリアリにとっては良い買い物になったはずだ。