【写真:Getty Images】
リバプールへの移籍が18日に正式発表されたスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ。これまでのキャリアで無数のタイトルを手に入れてきた“優勝請負人”は、前所属クラブとなったバイエルン・ミュンヘンでのリーグ初ゴールも絶品だった。
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22歳だった2013年夏にバルセロナからバイエルンへと移籍したチアゴだが、ブンデスリーガデビューから2試合目で負傷して3ヶ月の離脱を余儀なくされてしまう。だが復帰を果たすとすぐに先発に定着し、その年の12月にはFIFAクラブ・ワールドカップ決勝で移籍後初ゴールを挙げてさっそくタイトル獲得に貢献した。
続いてその1月後、ブンデスリーガでの初ゴールが生まれたのは2014年1月29日。9連勝中と快進撃を見せていたバイエルンがシュトゥットガルトに先制点を許し、追いつきはしたが1-1のまま後半アディショナルタイムを迎えた状況だった。
残り時間もわずかとなった93分、バイエルンが前線に人数をかけてゴールを奪いにいく中、ラフィーニャからのクロスがエリア内のチアゴを捉える。チアゴは迷わず飛び上がると右足の鮮やかなジャンピングボレーでボールを捉え、劇的な逆転決勝ゴールでバイエルンを10連勝に導いた。
バイエルンに在籍した7年間全てでのリーグ優勝も含めて、チアゴがこれまで約11年間のクラブキャリアで積み上げてきたタイトルは実に24個。ユルゲン・クロップ監督のチームでもその力を発揮することが期待される。