【写真:MutsuFOTOGRAFIA】
伊紙『トゥットスポルト』が主催する、欧州最高の若手選手を選び出す「ゴールデンボーイ」賞の候補が40人に絞られた。ビジャレアルに所属する19歳の日本代表MF久保建英やドルトムントに所属する18歳MFヘイニエルが落選したことに、スペインメディア『ディフェンサ・セントラル』は「驚き」と伝えている。
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過去にはリオネル・メッシやウェイン・ルーニー、キリアン・ムバッペなども含めて多くのビッグネームが受賞しており、世界的スター選手への登竜門として各国メディアからの注目度も高いゴールデンボーイ賞。21歳以下の選手たちを対象とし、その中で最も活躍したと評価される選手が毎年選ばれている。
2019年8月に1年間の期限付きでマドリーからマジョルカへ移籍した久保。2019/20シーズンは公式戦36試合に出場し4得点5アシストを記録している。シーズン終了後にマドリーへ復帰すると、多数のクラブからオファーを受ける中でビジャレアルへレンタル移籍することが決まった。ウエスカとの開幕戦で久保は途中出場を果たしている。
一方でヘイニエルは母国ブラジルのフラメンゴで昨年デビューしたあと、18歳の誕生日を迎えた今年1月に3000万ユーロ(当時のレートで約37億7000万円)とされる移籍金でマドリーに加入。マドリーのトップチームでの公式戦出場はまだなかったが、Bチームのカスティージャでは3試合に出場して2得点1アシストを記録し、今年8月に2年間の契約でドルトムントへレンタル移籍した。DFBポカール1回戦のMSVデュースブルク戦で途中出場を果たしている。
久保とヘイニエルが落選したことについて、同メディアは「ヴィニシウス・ジュニオールとロドリゴ・ゴエスは、賞を受賞する可能性のある候補として含まれているが、驚いたことに2人の落選があった」とし、「このリストにないことに驚いたのは、2人の元マドリー選手。久保とヘイニエルだ。ブラジル人の方はそれほど驚くべきことではないが、日本人の方はマジョルカで壮大なシーズンを過ごしただけに驚き」と伝えている。
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