【写真:Getty Images】
レアル・マドリードからビジャレアルにレンタルされている日本代表MF久保建英は、来季にはマドリーに復帰して新たな戦力となることが期待されている。スペイン紙『マルカ』が12日付記事で見通しを伝えた。
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新型コロナウイルスの影響により移籍市場全体が縮小する中、マドリーは新たな補強を行うことなく新シーズンを迎えようとしている。だがこのような状況の中でこそ、有望な若手選手を獲得して他クラブにレンタルに出すというマドリーの近年の補強戦略がさらに効果的になると『マルカ』紙は論じている。
マドリーが今季のレンタル先での活躍を期待しているとみられる若手選手は久保のほかMFダニ・セバージョス、MFブラヒム・ディアス、DFヘスス・バジェホの4人。それぞれビジャレアル、アーセナル、ミラン、グラナダにレンタルされている。
4人はマドリーにとって「黄金」のような存在だとスペイン紙は述べている。今後の1年間にレンタル先でさらなる成長を遂げたとすれば、来季にはマドリーは出費ゼロで新戦力をチームに加えることが可能。あるいは、ボルシア・ドルトムントへのレンタルを終えたあとインテルへ完全移籍したDFアクラフ・ハキミのような形になったとしてもマドリーに利益をもたらす。
同じように他クラブにレンタルされていたMFマルティン・ウーデゴーは、今季からマドリーに復帰して本格的にトップチームでのプレーを開始することが見込まれる。久保を含めた4人もそれに続く存在として、マドリーの未来を担っていく次世代の主力となると期待されている。
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