【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋に対し、プレミアリーグのウェスト・ハムやニューカッスルが獲得への関心を示していると英国メディアが報じている。
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英紙『イブニング・スタンダード』は両クラブが冨安の獲得を検討していると3日に伝えた。ウェスト・ハムはMFグレイディ・ディアンガナを1800万ポンド(約25億4000万円)でウェスト・ブロムウィッチへ売却することが合意に達したとして、その資金で新たに補強に動くターゲットの一人が冨安だとされている。
FW武藤嘉紀も所属するニューカッスルについては、地元紙『イブニング・クロニクル』も4日に詳報を伝えた。新型コロナウイルスによる昨季の中断以前から冨安に関心を示し、イタリアにスカウトを派遣していたという。
本格的に冨安の獲得に動き出すかどうかは、他クラブからのオファーがあるアメリカ代表右SBのデアンドレ・イェドリンの移籍が決まるかどうか次第だとされている。だがニューカッスルが優先的に補強を考えているのは攻撃陣だとも述べられている。
『クロニクル』はニューカッスルのターゲットだとされる冨安を紹介する特集記事も4日付で掲載。ポジションやこれまでの経歴、イタリアでの評価などを伝えている。
ボローニャは冨安の市場価値を1500万ポンド(約21億円)と評価しているとも英紙は述べているが、以前にはボローニャのワルテル・サバティーニTD(テクニカルディレクター)が2000万ユーロ(約25億円)以上のオファーを断ったと話していたこともあった。移籍が実現するかどうかは別としても、欧州各国の多くのクラブからの関心が噂される存在となったことは確かなようだ。
【了】