【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、新シーズンのプレミアリーグでも5人までの選手交代を可能とするルールを採用してほしいと訴えた。英紙『ミラー』などが同監督のコメントを伝えている。
【今シーズンの南野拓実はDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
新型コロナウイルスによる世界中での公式戦中断を経て、サッカー界では通常3人までの選手交代を5人まで可能とするルールが新たに導入された。中断の影響による再開後の過密日程などに対応し、選手の負担を軽減することが目的とされている。
プレミアリーグでも2019/20シーズンの再開後の試合は5人交代制で試合が実施されたが、今月初旬にはクラブ投票により2020/21シーズンの交代人数を通常の3人に戻すことが採択された。だが、主に上位クラブは5人制の継続採用を訴え続けているようだ。
「通常より4週間短いシーズンでプレミアリーグの38試合を戦わなければならない。選手たちのため、パフォーマンスのレベルのために意味のあることだと思う」とクロップ監督も、現地時間29日に行われたコミュニティ・シールドのアーセナル戦を終えたあと5人交代制への支持を示した。
交代人数を増やすことは、選手層の厚い強豪チームにとってアドバンテージになるという見方もある。「ビッグクラブにとって有利だという議論があるのは分かっているが、そういう観点から話をしているのではない。どうやってシーズンを乗り切るかということが全てだ」とクロップ監督は主張している。
コミュニティ・シールドは5人までの交代を可能とするルールで行われ、両チームともにそれぞれ4人を交代させた。リバプールの南野拓実はこの試合では最初の交代選手の一人として投入されたが、交代枠の増減は今後のシーズン中の出場機会に影響することになるかもしれない。
【了】