欧州サッカー連盟（UEFA）は、元選手などで構成されるテクニカルオブザーバーの選ぶ2019/20シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）「トップ10ゴール」を28日付で発表した。

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　3月には新型コロナウイルスの影響により長期の中断を強いられ、最終的にはベスト8以降を中立地での一発勝負で開催という異例の方式となった2019/20シーズンのCL。だが無事に全日程を終えることができ、バイエルン・ミュンヘンの優勝で今月23日に幕を閉じた。

　試合数は例年よりも6試合減少したが、それでも大会の総得点数は昨季を上回る386ゴールとなり、1試合平均3.24得点というハイアベレージが記録された。印象的なスーパーゴールも数多く生まれている。

　キリアン・ムバッペやルイス・スアレス、セルジュ・ニャブリ、ラウタロ・マルティネスなどのゴールがトップ10に名を連ねる中、1位に選ばれたのはやはりこの人。バルセロナのFWリオネル・メッシが決勝トーナメント1回戦2ndレグのナポリ戦で決めたスーパーゴールだった。

　バルセロナが3-1の勝利を収め、2試合合計4-2での準々決勝進出を決めた8月8日の試合で、メッシは前半23分に2-0の追加点を記録。相手選手2人の間を抜いてペナルティーエリア右側に侵入すると、一旦倒されながらも驚異的なキープ力でボールを失わず、わずかなシュートコースから針の穴を通すような正確なシュートをゴール左隅へと送り込んだ。