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【写真:Getty Images】
ベルント・レノ(ドイツ代表/背番号1)
生年月日:1992年3月4日(28歳)
19/20リーグ戦成績:30試合出場/39失点
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驚異的な反射神経と抜群のポジショニングセンス、足元の安定感を武器に持つアーセナルの絶対的守護神だ。2019/20シーズンは終盤戦に負傷離脱を強いられたものの、プレミアリーグ7位となる113回ものセーブ数を記録。チームを幾度となくピンチから救い出していた。
ドイツ代表守護神は26日に行われたMKドンズとのプレシーズンマッチで先発出場。そのため、このリバプール戦でもピッチ立つ可能性が高いとみていいだろう。圧倒的な破壊力を誇るプレミアリーグ王者の攻撃陣を前に、しっかりと仕事を果たしたいところだ。
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『フットボール批評issue29』
定価:本体1500円+税
≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。
“新アーセナル様式”の今後を追う。
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