【写真:Getty Images】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝が現地時間23日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)を1-0で破ったバイエルン・ミュンヘンが7年ぶり6度目の優勝を飾った。決勝のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)は、唯一のゴールを挙げたバイエルンのフランス代表FWキングスレイ・コマンが受賞している。
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準々決勝のバルセロナ戦、準決勝のリヨン戦はどちらも交代出場だったコマンだが、決勝では先発に抜擢。その起用に応え、59分にヘディングで決勝点となるゴールを叩き込んだ。
コマンにとっては古巣相手のゴールでもあった。PSGでは下部組織時代を含めて10年間を過ごし、2013年に16歳246日でクラブ史上最年少デビュー。そのクラブのCL初優勝を阻むゴールには「ちょっと心が痛むところもある」と複雑な思いも口にしている。
フランス人選手がCL決勝のMOMを受賞したのは、現レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏以来18年ぶり。レバークーゼン相手に伝説となったダイレクトボレーで決勝ゴールを挙げた試合だった。
また、CL決勝で得点を挙げたフランス人選手はそのジダン氏のほかカリム・ベンゼマ(2018年)、マルセル・デサイー氏(1994年)、バジール・ボリ氏(1993年)に続いて5人目。フランス人選手がフランスのチームから決勝でゴールを奪ったのは初となった。
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