ビジャレアルに加入した日本代表MF久保建英は、現地時間23日に行われたカルタヘナとの練習試合で実戦デビューを飾った。だが現地スペインメディアではさほど目を引く活躍はできなかったと評されている。

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　プレシーズン初戦となる試合でスペイン2部のカルタヘナと対戦したビジャレアルは、前半を2-1のリードで折り返したあとハーフタイムに選手全員を入れ替え、背番号「16」をつけた久保も登場。後半にももう1点を加えたビジャレアルが3-1の勝利を収めた。

　スペイン紙『アス』は、久保について「控えめなデビュー」と表現。「多くのカメラマンと日本メディアを引き連れていた」と注目度の高さに言及しつつ「才能の片鱗は垣間見せたが彼にはもう少し何かが期待されていた」と述べ、十分なパフォーマンスは見せられなかったと評している。

　スペイン『EFE通信』も、久保とMFフランシス・コクラン、MFダニ・パレホの新加入選手3人について「どちらかといえば控えめなデビュー戦だった」と記述。後半から出場した久保は右サイドでも中央でもプレーしたが「それほど絡んだわけではなかった」としている。

　ビジャレアルの次の試合は25日、スペイン2部のテネリフェとの対戦。続いて28日には強豪バレンシアとのダービーマッチが組まれている。

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