【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のポルトに所属する日本代表MF中島翔哉は、チームへの再合流後に再び監督にアピールするチャンスを与えられることを保証されているという。ポルトガル紙『オ・ジョーゴ』が伝えた。
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中島は昨年夏にポルトに加入し、公式戦28試合に出場していたが、新型コロナウイルスの影響による中断中にチームの練習への合流を拒否。リーグ戦再開後も復帰を果たすことはないままシーズンを終えた。
国内リーグとカップ戦の2冠を飾ったポルトの優勝セレモニーにも姿を見せることはなく、クラブやセルジオ・コンセイソン監督との関係悪化も懸念された。ポルトでプレーを続行するのかどうか不確定という見方が出てくるのも当然の状況だった。
だがポルトガル紙によれば、現在休暇のため日本に帰国している中島は、ポルトガルを離れる前にクラブから「監督の信頼を取り戻すチャンスをもう一度与える」と約束されたとのことだ。週明けにはチーム再合流が予定され、そこで復帰への強い熱意を監督にアピールすることが必要になるという見通しが伝えられている。
昨季の中断以降に不在だった中島がプレーを再開すれば、ポルトにとってはさらなる戦力向上に繋がることが考えられる。来季に向けて大きな補強はないと予想されるが、「ナカジマは重要な補強になるかもしれない」と期待されている。
好成績を収めたポルトの選手たちが軒並み市場価値を上昇させる中、中島は評価額が低下した数少ない選手の一人であることも伝えられている。改めて再スタートを切り、加入当初の評価と期待を取り戻すことができるだろうか。
【了】