ヴィッセル神戸
【鹿島アントラーズ 2-2 ヴィッセル神戸 J1第10節】
明治安田生命J1リーグ第10節の鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸戦が16日に行われ、2-2の引き分けに終わった。
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今節は延期の1試合を除いた7試合が土曜日に開催され、鹿島対神戸戦のみが日曜日の開催。2連勝中の鹿島は18歳のルーキーGK山田大樹を初先発に起用し、出場停止の町田浩樹に代わって19歳のDF関川郁万も開幕戦以来の先発に入った。
前半19分、先制点を奪ったのはアウェイの神戸。左CKからアンドレス・イニエスタの上げたクロスがファーポストに流れ、大崎玲央が頭で折り返したボールを最後はダンクレーが至近距離からの豪快なボレーで叩き込んだ。ダンクレーは加入2年目でJリーグ初得点となる。
鹿島も38分、好調のFWエヴェラウドが4試合連続となるゴールを挙げて同点とする。右サイドをオーバーラップした広瀬陸斗からのクロスに高い打点のヘディングで合わせ、ゴール右に叩き込んだ。前半は1-1の同点で折り返す。
鹿島は50分に和泉竜司のシュートが左ポストを叩いたが惜しくも逆転ならず。61分には酒井高徳からの縦パスをペナルティーアーク内で受けた郷家友太が反転からの低いシュートをゴール左に突き刺し、神戸が再びリードを奪った。
エヴェラウドの強烈なFKや、わずかに枠を外れたレオ・シルバのシュート、ゴール前での混戦から神戸のオウンゴールとなりかけたプレーなどでたびたび決定機を生み出した鹿島。それでも追いつけずにタイムアップを迎えるかと思われたが、最後に攻勢が報われた。
後半アディショナルタイムの94分、右サイドの染野唯月からのパスを受けた荒木遼太郎が足元に入ったボールを冷静にシュートに繋げてプロ初ゴール。ほぼラストプレーとなったチャンスを交代出場の18歳コンビが値千金のゴールに繋げ、鹿島が苦しい試合を2-2のドローに持ち込んだ。
【得点者】
19分 0-1 ダンクレー(神戸)
38分 1-1 エヴェラウド(鹿島)
61分 1-2 郷家友太(神戸)
90+4分 2-2 荒木遼太郎(鹿島)
【了】