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サガン鳥栖、リーグ戦3試合の延期が決定。ルヴァン杯サンフレッチェ広島戦の代替試合は行わず

text by 編集部 photo by サガン鳥栖

サガン鳥栖
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 Jリーグは13日、8月12日に開催予定だった2020YBCJリーグルヴァンカップグループステージ第3節サンフレッチェ広島対サガン鳥栖の中止および鳥栖のリーグ戦3試合の延期を発表した。

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 鳥栖では10日に金明輝監督からPCR検査で陽性反応が検出され、その後チームスタッフや選手89名にPCR検査を実施。監督に加えてトップチーム選手6名、スタッフ3名の感染が確認された。鳥栖は佐賀県からはクラスターと発表されている。

 合計10人にウイルス検査で陽性反応が検出された影響で12日に開催が予定されていたJリーグYBCルヴァンカップグループステージ第3節のサンフレッチェ広島戦は中止。そして、Jリーグはこの試合の代替試合を行わないことを発表した。すでにルヴァンカッププライムステージに進出する全8チームが決まっており、広島と鳥栖のグループステージ敗退が決定している。なお、試合実施要綱第7条により、広島と鳥栖に勝ち点1を加算。グループCでは北海道コンサドーレ札幌が1位、広島が2位、横浜FCが3位、鳥栖が4位となった。

 さらにJリーグは鳥栖のリーグ戦3試合の中止を発表。中止が決定した試合は、15日に予定していたJ1第10節のガンバ大阪、19日に予定していた第11節のベガルタ仙台、23日に予定していた第12節の札幌戦である。Jリーグは「当該クラブからこれ以上の感染が広がらないことが十分に確認されるまでの間、当該クラブに係る公式試合の開催を中止いたします」としている。また、中止となった試合の日程とチケットの取り扱いなどに関しては決定次第発表される。

 Jリーグの村井満チェアマンは今回の試合中止に関して「試合を楽しみにしてくださっていたファン・サポーターの皆様に深くお詫び申し上げます。また、Jリーグクラブにおいて集団感染が発生したことに対し、ホームタウンの地域の皆様をはじめ、多くの皆様方にご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」などとコメントしている。中止・延期が決定した試合は以下の通り。

▽ルヴァン杯
グループステージ第3節 広島(8月12日)※代替試合なし
▽J1リーグ
第10節 G大阪(8月15日)
第11節 仙台(8月19日)
第12節 札幌(8月23日)

【了】

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