【写真:田中伸弥】
今年10月と11月に開催が予定されていた2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選兼2023年アジアカップ予選の試合は、来年に延期されることが12日に発表された。これにより、現時点では年内に日本代表の試合の開催予定はなくなったことになる。
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アジア2次予選の第7節から第10節までの4試合は、当初は今年3月と6月に開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期。各試合は10月と11月に改めて開催日程が組まれていたが、ウイルス感染が再び拡大している状況などを考慮し、来年への再延期がアジアサッカー連盟(AFC)により発表された。
日本代表が最後に試合を行ったのは、昨年12月に韓国で開催されたEAFF E-1サッカー選手権2019の韓国代表戦(12月18日)。今後ウイルス感染の状況が劇的に改善し、新たに国際親善試合などが組まれることがない限り、2020年中には試合が一度も開催されないということになりそうだ。
サッカーのデータ収集を手がける『RSSSF』などによれば、日本代表の試合が1試合も開催されなかった最後の例は1957年。世界的なパンデミックの影響により、過去60年以上で初の異常事態となる可能性は高くなった。
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