ダニエル・パレホ
ポジション:CMF,AMF,DMF
所属:ビジャレアル(スペイン代表)
背番号:10番(バレンシア)
生年月日:1989年4月16日(31歳)
身長/体重:182cm/74kg
利き足:右
19/20シーズンリーグ戦成績:35試合出場8得点3アシスト(バレンシア)
市場価格:2000万ユーロ(約24億円)
<移籍情報>
08/09 レアル・マドリード・カスティージャ→QPR(ローン)
09/10 レアル・マドリード→ヘタフェ 300万ユーロ(約3.6億円)
11/12 ヘタフェ→バレンシア 600万ユーロ(約7.2億円)
20/21 バレンシア→ビジャレアル(フリー)
●世界最高の中盤は誰だ! セントラルMF能力値ランキング・トップ20:19位
●世界最高のパサーは誰だ! サッカー選手パス能力値ランキング・トップ20:7位
2011年夏より所属していたバレンシアでは主将、そして背番号10を身に付けるなど不動の地位を築き、20/21シーズンからはビジャレアルに移籍。レアル・マドリードからローンで加入している久保建英と同僚となることで注目が集まる。
ダニエル・パレホは、まさに“中盤の支配者”である。視野の広さと抜群のキックスキルを兼ね備えており、最終ラインから「パス」を引き出しては自身が組み立ての中心となって攻撃のリズムを生み出す。常に冷静さを保っており、相手の嫌なスペースへ的確かつスピーディーな「パス」を送ることを可能としている。サイドチェンジの質なども極めて高く、「パス」は「90」という飛び抜けた数値を記録することとなった。
また、守備面での貢献度もピカイチ。特にインターセプトが目立つなど読みの鋭さが抜群で、そのあたりに「IQ」の高さを感じることもできる。そして運動量も豊富で「フィジカル」も十分なものがあり、ピンチと見れば身体を投げ出してタックルを仕掛けるなど泥臭いプレーも厭わない。そのプレースタイルゆえカードを貰うことも少なくないが、チームのために汗をかき続けることができるのは、パレホの魅力と言えるだろう。
「スピード」や「空中戦」こそ凡庸で派手さという意味では物足りないスペイン代表戦士であるが、セントラルMFとしての完成度は比較的高いと言える。
【了】