ザックジャパンに必要な頼れる“代役”
W杯まであと1年2ヶ月に迫った。アジアカップを制し、W杯出場もほぼ確実になったという意味では、ザッケローニ体制での日本代表の道のりはまずまず順調と言える。だが、前回大会のベスト16以上の成績を残すことを考えれば、さらなるレベルアップが必要なのは言うまでもない。
課題の1つが選手層の薄さだ。ベストのメンバーがケガなく揃ったときの強さはあるが、例えば本田圭佑や遠藤保仁が欠けたときに脆さを感じさせてしまうのも事実。スペインやブラジル、ドイツなどの強豪国は主力を失っても極端にチーム力が落ちることはない。安定した強さを手に入れるためにも11のポジションそれぞれに頼れる“代役”が必要だ。
ここでは、まだ代表未招集またはまだ定着しきれていない選手の中から、今季のJリーグのパファーマンスから判断して、日本代表の選手層を厚くしてくれそうな選手たちを紹介してきたい。
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